コダマ司法書士行政書士事務所 スタッフブログ
2014.05.21
【ミウラ】 チョンボ!
今日は久しぶりの雨ですね。午前中からお昼にかけて宮城県の北部に位置する加美町へプチ出張してまいりました。雨がなければドライブも楽しいでしょうが、今日のこの天気ではねぇ・・・。さらに雨の中、午後から仙台市中心部の某信託銀行へ。
当事務所は、「相続手続き」は当然のことながら、「成年後見」にも力を入れており、現在9名の後見人や保佐人に就任しております。そのため、本人様の口座がある銀行にも手続きでちょくちょく出入りするのです。ところが、伝票に記入し、届け出印を押印する段になり、「あっ!」。・・・そうです、やっちまいましたよ。届け出印を忘れてました。
窓口の行員さんが丁寧に接してくれていたこともあり、バツが悪そうに「届け出印忘れちゃったので出直します(泣)」と言って逃げるように事務所へ帰ってきました。ダメですねぇ、確認不足で。
ところで、成年後見制度が出来てから、10年以上経過しますが、一般の方にはまだまだ馴染みがないようです。後見業務をしていると、様々な役所・病院・取引銀行・本人が加入していた保険会社などへ後見人になった旨をお伝えするのですが、官公署や企業でも非常に手間取ったりするわけですから、一般の方にはなおさらでしょう。それでも、後見人を選ぶ件数は年々増加していますし、今後も高齢化社会は進行しますから、後見業務は増えることはあっても減ることはないでしょう。
また、最近は、病院や施設などから親族の方へ「後見人の選任をしてください」といわれるケースも増えているようです。そして、仙台の家庭裁判所の傾向を見ると、一定の財産がある方や、今後不動産の売却、遺産分割などが予定されているケースでは、司法書士や弁護士等の専門職を後見人に選任するケースが増えています。理由の一つとしては、「親族後見人の不適切な財産管理」があげられます。一昔前は、親族が後見人に選任されることが多かったのですが、上記の理由で近年は専門職後見人の選任比率が増加しています。
今後も当事務所では不動産の登記業務、相続遺言業務と並び、後見業務も積極的に受任していく予定です。それと、ヒロセ君、司法試験お疲れ!思った通りには実力を発揮できなかったようだけど、とりあえず、打ち上げをしちゃうからそのつもりでヨロシク!