コダマ司法書士行政書士事務所 スタッフブログ
2014.05.28
【たけお】 クスリと友達
古希を過ぎ、カレンダーにはそっちにもこっちにも病院の名前と予約時間が書き込まれている。内科、眼科、泌尿器科・・・・・。年々病院の数は増え比例してクスリも多くなる。こう書いてて思い出した事がある。8年程前、体調がすぐれず近くの病院に行ったところ、なんと喉にポリープがあり咽頭がんにほぼ間違いないと断言された。思いもよらない診断に頭は真っ白になった。10日後にイギリス旅行を控えていたのだ。さすがに私には言わず、妻が呼び出され、宣告されたのだった。旅行の予定がある事を話した妻に医師は「とても無理です。しかしこの時期を逃せば、あとは、行けなくなるでしょう」といったのだ。旅行は決行され、妻のカメラは異国の景色ではなく、私ばかりを写していた。イギリスでは、娘の信頼しているドクターに会い、診察を受けた。帰国後、大きな病院に変えて検査を受けた。結果は、「何かで傷ついて喉に炎症が起きている」だった。病気に関してはいろいろエピソードもあるが、今病気やクスリと上手に付き合いながら、平穏に暮らせていることが、つくづく有難いと思う。